ソラマメブログ

2008年03月05日

BlenderTips:鏡面コピー

お友達から問い合わせのあったBlender関連の質問について、書き留めていくことにしました。
Blenderスカルプターのお役に立てると嬉しいです^^


第一回目は鏡面コピーです。
頂点を直接編集する場合も、Sculptモードでこねる場合も、左右を同じように作業するのは大変です。
Blenderにはさまざまな編集効果を備えたModifiresという機能があり、この中のMirror機能を使えば、
片側だけを作っておいて、もう片側に反転させた形を簡単に作れます。


まずはメッシュの頂点を編集して、片側だけの形状を作ります。



これは猫ですと強弁してみる。


次にパネルからEditingパネルを選択



灰色になってるボタンです。


ボタン群の中にModifiresタブを探してください。



これです。


Add Modifierを押してリストからMirrorを選びます。



表示が細かいですが、いろいろな編集機能をここから選びます。今回はもちろんMirror。


すると、ねこの左半分が出現します。



中心がちょっとおかしいですが、この処理は後ほどいたしましょう。


Mirror機能のメニューです。



気をつけていただきたいのは、XYZの座標選択ボタン。
Mirror機能は、オブジェクトの中心を対称面とし、オブジェクトのローカル座標にしたがってXYZそれぞれの方向に対称形を作ります。
どの軸に反転するかを間違うと前後で反転しちゃったりするので、おかしな結果になったら確認をしてみてください。

また、メッシュの中心線がオブジェクトの中心からずれていたり、反転面から傾いていたりするとうまく対称形が作れません。
こちらの場合はメッシュを修正する以外にありません。


今回は、メッシュの中心線が乱れていた場合の対処法をご紹介します。

上で中心のあたりがごちゃっとしていたのは、オブジェクトの中心を反転側にはみ出した頂点があるためです。
逆に反転面に届いていない場合は、反転形との間に隙間ができてしまいます。


これに対処するには、オブジェクトの中心にメッシュの中心線を揃えることが必要です。
まずはエディットモードからオブジェクトモードに移行し、Shift+Sでスナップメニューを呼び出します。
Cursor -> Selectionでオブジェクトの中心にカーソルを移動します。




さらに、編集操作の基準点をカーソルにするためPivotメニューから3D Cursorを選択。
 


これで回転や拡大縮小がカーソルを中心に行われます。


このようにしてから、再びエディットモードに移行し、メッシュの中心線を選択、反転方向へ0まで縮小することで、
オブジェクトの中心にメッシュの中心線を揃えます。

今回の例ですと、ローカル座標とグローバル座標が同じなのでGrobal X方向で縮小をかけます。
Sキーを押してからXを1回押すとGrobalX、2回押すとLocalX方向で編集できます。
ローカルとグローバルが違う場合もあるので、その場合は必ずLocalX方向で縮小をかけてください。



0まで思い切っていっちゃいましょう。


さあ、これで反転面もうまく処理され、きれいな形になりました。

Modifiresには、実際に適用するまではいつでも取り消せるというすばらしい機能があります。
逆に言えば最後の仕上げでは常に適用する必要があるということを忘れないようにしてください。
Modifiresの適用はオブジェクトモードでのみ行えるということも、付け足しておきます。



Applyを押したらできあがり~


中心線の問題などの前処理については、古いですが以下の記事が参考になります。
実際の鏡面コピーは今のModifires機能の方が優れていると思います。

窓の杜 ゼロからはじめる3D CG道場 第7回
http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/05/18/dojo7.html

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この記事へのコメント
すご~~い!
いい情報を、ありがとうでス!^^
たすかります!!!
Posted by coPANDAcoPANDA at 2008年03月05日 16:45
コメントありがとうございます。
お役に立ってたらうれしい限りです^^

これからもいろいろコツ的なものを載せていこうと思います~
Posted by NoriNori at 2008年03月05日 22:55